結論
根気強くアクションを起こし続けられる人だけが伸びる世の中
歌い手が伸びない期間が長いのはなぜか?
まだ誰にも知られていない
心を鬼にして現実を突き付けますが、歌い手を1年続けていようが2年続けていようが関係なく、誰にも知られていない=存在していないのと同じです。
これはリスペクトとしてここに書かせていただくのですが、歌ってみた活動を10年間続けて20再生の歌い手をたまたま見かけたことがあります。
その方はYouTubeチャンネルだけが存在していて、SNSは一切やっておらず、動画タイトルは日付だけ、カラオケボックスでご自身が歌う様子を録画したコンテンツを上げ続けておられました。
投稿動画数はゆうに1000本を超え、聴くに耐えないヒドい歌というわけでもありません。
しかし世間の評価は残酷で、誰かに届くことのないコンテンツは陸の孤島。
不可侵領域を発見してわざわざ入ってきてくれる人間なんてこの世に一人もいないのです。
この話をしたからといって「じゃあ自分は30再生だからまだマシだ♪安心安心♪」などと思わないでください。
これはあなたの未来の話かもしれないのですから。
SNS運用が下手
基本的に、歌い手が拡散されるかどうか=SNS運用が上手かどうかにかかっています。
SNSが上手な人はきのうきょう歌を歌い始めたド初心者だとしても比較的簡単に伸びます。
SNSが下手な人は10年磨いてきたプロ級の歌唱テクニックがあってもちっとも伸びません。
「SNS運用の正解って何?」と少しでも思うのであれば、SNSの使い方が間違っているから伸びていない、という可能性が高いです。
タイミングが悪い
動画を上げるタイミングも伸びるために重要なポイントです。
例えば、人々が寝ている時間に住宅街でお弁当を売り歩いても、誰も買いに来ないので赤字になります。
なぜ誰も買いに来ないのかというと需要がないからです。
普通に考えて夜中にお弁当を食べたい人なんてほとんどいませんし(夜食目的であってもごく少数なので結果は同じ)みんな寝ているので外でお弁当を売っていることすら知らずに朝を迎えます。
逆に、通勤通学の時間帯に駅前でお弁当を売れば、いとも簡単にお弁当の在庫を完売させることができます。
職場や学校のお昼の時間にお腹が減るのでお弁当が必要=需要があるからです。
売り切れ御免!なんて嬉しい悲鳴が上がって、もちろん売上もガッポリ上がることでしょう。
お弁当であろうが歌ってみた動画であろうが考え方は同じです。
活動場所が悪い
あなたの活動拠点が伸びない原因になっているケースもありえます。
Twitterしかやっていなかったり、Instagramだけだったり、Facebookだけだったり、ぜんぜん普及していない無名の過疎サイトで活動していたり…
パターンは色々ありますがとにかく、リスナーが少ないところからたくさんの再生数は拾えないというのが現実です。
選曲ミス
歌ってみた動画にする曲の選び方を間違っているケースもあります。
昔からある超有名な曲を歌ったからといって伸びるわけではありません。
ボカロPの新曲を全歌い手の中で一番最初にアップロードしたからといって伸びるわけでもありません。
伸びている歌い手のマネをして曲を選んで伸びるなら誰も苦労してません。
歌う曲を選ぶ基準を見直してみるというのはいい改善策である可能性が高いです。
曲に罪はありません、選び方に問題があるということです、誤解なきよう。
伸びない期間をできるだけ縮めるには?
基本的に人って努力をしません。
詳しい説明は省きますが、できるだけ努力をしないよう~に…しないよう~に…と脳みそが勝手に停止するように、私たちの体は作られています。
あなたのライバル歌い手は伸びるための勉強をしていません。
あなたのライバル歌い手は伸びるための検証をしていません。
あなたのライバル歌い手は伸びるために改善をしていません。
じゃあ、人よりちょっと努力すれば簡単に抜かせます。
例えば「歌ってみたを伸ばすには折り紙でツルを100万羽折りましょう」みたいなコツがあったとしてw
そんなんダルいし、まぁテキトーにやって、ちょっと疲れたら99%の歌い手はあっさりやめて、伸びることをあきらめます。
そんな中、たった一人あなただけが100万羽折りきればどうでしょうか?
ていうかツル折るのなんて簡単じゃないですか?
あくびが出るほど簡単です、なんでやんないの?バカなの?って感じですよねw
こんな簡単なことがみんなできないんです、だからあなただけでも、ぬけがけしてやっちゃいましょう…!
このページを読んでいるあなたはセンスある歌い手なので、ぜひとも100万羽折りきって、めでたく羽ばたいていってください!
まとめ
- 自分の存在をより広く知ってもらう
- SNSを上手に使って拡散活動する
- より多くの人が見ているタイミングを考える
- より多くの人が見ている場所に活動拠点を移す
- 選曲の基準を見直す
- 誰にでもできることを誰にもできないくらい続ける