歌い手はアーティストよりも格下だから調子に乗るな!という意見

目次

結論

多様化社会において分別・差別的な価値観はナンセンス

歌い手はアーティストよりも格下なのか?

「歌い手は一般アーティストよりも格下なんだから出しゃばるな!」

的な意見をたまに見かけます。

ニコニコ動画で活動している歌い手のほとんどがプロではない素人です。

誰かが用意してくれたカラオケ音源を借りて、誰かが用意してくれた動画とガッチャンコしてコンテンツを作る。

素人歌い手たち自身は歌を歌うことしかできません。

その一方で一般アーティストたちは、自分たちの事務所があって、自分たちの楽曲を持っていて、自分たちのプラットフォームで活動ができます。

一見すると「歌い手はアーティストよりも格下」という位置づけをすることもできそうですが、果たして本当にそうなのでしょうか?

歌い手=アーティストの事例

歌い手からアーティストに転身した事例はたくさんあります。

例えばCDデビューした歌い手はこんなにたくさんいます。

ニコニコ大百科
ニコニコ動画出身のCDデビューアーティスト一覧とは (ニコニコドウガシュッシンノシーディーデビューアーテ... ニコニコ動画出身のCDデビューアーティスト一覧とは、商業CDデビューまたはメジャーデビューする前にニコニコ動画で活動していたアーティストの一覧である。 一覧 名前は商...

アーティスト<歌い手の事例

歌い手として世界でいちばん伸びたのは「Ado」さんではないかと思います。

1つの動画でいちばん再生されているのが「うっせぇわ」で、2.8億回再生(2023年8月時点)されています。

これは推計の域を出ませんが、1再生=0.1円に換算すると、たった1つの動画で2800万円稼いでいます。

かつて日本に1動画で8桁万円稼げる規模のアーティストが存在しただろうか…?

ちなみにAdoさんは歌い手ですがレーベルに所属されていて、そこはアメリカの有名レーベルの傘下です。

2022年8月には埼玉スーパーアリーナでライブをされていて、席数はざっと2万~3万キャパです、当然埋まってます。

はて…歌い手とは…?アーティストとは…?

棲み分けを明確にすることに意味はない

言葉を選ばずに個人的意見を申し上げますが、なんでもいちいち細かく分けたがる古き悪き分別・差別体質の希少種が令和の現代にも一定数存在しているという事実があるだけで、歌い手と一般アーティストの違いなんて超ど~~~でもいいことだと思っています。

「アーティストの真似事で人気やお金を稼ごうとする歌い手共は全員クソ」とバカにしている人をたまに見かけますが、しょせんその程度の人間だと思ってしまってかまわないと思います。

人間は、仕事・お金・人間関係…自分の私生活が満たされていたら人の悪口なんて言ってる暇ありません。

自分の人生が上手く行っていれば「お前かっこいいことやってんな!俺もかっけぇだろ!お互い頑張ろうぜ!」と明るいアメリカ人みたいなテンションで接するのが普通です。

ご自身の人生が満たされていないから、自分より上手くいっていそうな他人の人生の粗を見つけて、ああだこうだ文句をつけて引きずり降ろしたくなるんです。

人気YouTuberとかTikTokerとかのコメント欄に湧いてるアンチコメントを書く人たちは、それ以外にやることがない寂しい人生を送っているんです。

明確な論理のない中身空っぽの批判を真に受ける必要は1ミリもありません。

「批判された=世間に認められた」くらい思っておいたほうがよほど前向きになれますよ!

 

PS.

この記事に対して批判を浴びせている人を見かけたら(あ、居たw)くらいに思っておきましょうw

みんなにシェアハピできる人が伸びます♪
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